一番○○な新聞社は…

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一番○○な新聞社は…

Similarwebというサイトをご存知だろうか。

同ウェブサイトの検索窓に調べたいサイトのURLを打ち込むと、そのサイトのアクセス数や平均滞在時間の他、性別、年齢層、訪問者が関心のある分野などを表示してくれるサービスで、限定的な機能であれば無料で使える。主にマーケティング用に使われているみたいだ。

無料版でも直近のアクセス数や訪問者の男女比、さらに年齢構成までわかるので非常に面白い。また、下の図の様に、そのサイトにアクセスしているユーザーがどのようなことに興味があるのかを示すバブルチャートなんかも見る事ができる。

上の図中で一番小さな丸に注目すると、「Adult」という円がある。

これは、このサイトの訪問者が「Video Games」の次に関心のあるカテゴリーがアダルトだ、という事を示している。

アダルトはほぼ万人の関心事なので、真面目なサイトへの訪問者がアダルトコンテンツを視聴していたとしても別に驚きはしないのだが、色々な企業のサイトを調べているとこのアダルトの円の大きさに業界ごとの傾向があったり、逆に同じ業界でも特定の会社だけ円の大きさが突出していたりすることに気がついた。

一度気になると調べずには居れないので、いくつかの業界について、主要プレイヤーの「エロさ」調査を行なってみた。ちなみにエロさ各プレイヤーのウェブサイトにアクセスする「ビジター」のエロさである点に留意されたい。

エロさを数値化するにあたり、まずは「アダルト」円の半径を計測、そしてこれを二乗して面積のオーダーに直すことで各プレイヤーごとの基礎的なスコアを算出する所から始める。ここで求めた数値は補正をかけられていない無修正データであるため、高齢者のアクセスが多いページのエロさ指数が低くなったり、逆に若い男性のアクセスが多いページの指数は大きくなってしまったりする。今回の調査で知りたいのは、ビジターの絶対的なエロさではなく相対的なエロさだ。そのため、この無修正データに対して年齢と性別の補正をかけることにする。

補正の手段として、世界最大のポルノ動画サイトであるPornhub.comを訪れるユーザーのデータを利用することにした。Pornhubの訪問者は圧倒的に男性が多く、さらに年齢では25-34歳が最も多くなっている(下図)。

人々が100%「エロ」目的でウェブサイトにアクセスするとこの様な性別・年齢分布になる、と仮定すると、これを用いて他サイトのエロさ指数を標準化する事ができるはずだ。先ほどの無修正データに性別と年齢の補正をかけたものが、以下の比較で使用される「修正後エロさ指数」だ。英語ではPervercity score と呼ぶことにしよう。

調査結果

新聞社

まずは新聞社について調べてみた。ここでは日系の新聞社へアクセスする人のエロさが際立っている。日経新聞はその中で一番低くなっているものの、NY Timesの5倍近いスコアとなっている。

Washington Post、The Australianはスコアが表示されていないが、これは「アダルト」が最も関心ある事の上位5件にランクインしていなかったためであり、これらの読者が全くの聖人であるわけではない。それを踏まえた上でも日系新聞社のエロさ指数の高さは異様に映る。

ちなみに同じアジア圏であるが、韓国の主要紙「ハンギョレ」のスコアは比較的低くなっている。

政党

次は日本の主要政党についてだ。立憲民主のスコアが高いが、それでも日系の新聞各社と比べればスコアは低い。

宗教

最後に宗教だ。ここでは仏教、キリスト教の他、比較的歴史の浅い創価学会と幸福の科学も取り上げて比較してみた。創価学会のみにスコアがついていて目立つが、あくまで興味のトップ5にランクインした興味カテゴリだけが集計の対象となるため、他の宗教の信者よりもエロさの度合いが強いという結論にはならない点にはご留意願いたい。

他のジャンルについてもやってみたいのだが、時間の無駄遣いにも限界があるためここで終わりにする。ここで行った調査は完全に興味本位の遊びであり、特定の団体を嘲笑の対象としたりする意図は全くない事を最後に断っておく。

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